スマートフォンの販売、全世界で第２四半期は15.7%増

ガートナーの調べによると、全世界でのスマートフォン販売は前四半期より減速したものの、第２四半期で対前年同期比15.7％増の3230万台が売れた。

Smartphones Show No Signs of Slowing - InternetNews.

Despite a continued sluggish economy the North American market is still one of the fastest growing segments with an increase of 78.7 percent year to year.

ということで、携帯電話全体としては販売が思わしくないと報じられたアメリカだが、カナダを含む北米でのスマートフォン販売は勢いがあるとのこと。

この第２四半期の順位は、NOKIAが47.5%のシェアでトップ、RIM（リサーチインモーション）が17.4%で２位、３位は4.1％を占めたHTCが第１四半期の7位から大躍進。

Appleは、ちょうどiPhoneが代替わりした時期に当たったため、シェアが前四半期の5.3％から2.8%に減少とふるわなかったが、

Gartner expect iPhone sales to increase "significantly" in the second half of 2008, given the rapid adoptions of its 3G handset.

ということで、7-9月期以降の数字が注目される。iPhoneに加え、それ以外のタッチスクリーン採用スマートフォンの市場投入で、第３四半期の販売見通しは好調とのこと。

OS別では、シンビアンが57％、RIMが17.4%、Windows Mobileが12%だった。

iPhoneに関していえば、以前にも引用した記事にある予測だと、少ない方の予測で初代も含めた年内の販売が1100万台。
仮に、スマートフォンの年間販売台数を、今四半期の4倍とすると3230×4＝12920万台となり、この台数比率ならシェア８％台。年間のシェアでいうと、NOKIA、RIMに続いて３位に入る、というのが順当な予測だろうか。

ただし、スマートフォンの市場が拡大し、HTC製のDreamやTouch Diamondなどが販売をのばすとすると、HTCとの３位争いが接戦になるのかもしれない。