HTC製Android搭載機「Dream(ドリーム)」がFCC認可取得
複数のアメリカのメディアが報じていますが、先日お伝えしたAndroid搭載一号機となるHTC製「Dream」が、アメリカ連邦通信委員会FCCの認可を取得したとのことです。
FCCの認可を受けるにあたり、Dreamの詳細についていくつか明らかになっています。
New Details Emerge on the HTC Dreamより
まず通信機能ですが、
the Dream will support T-Mobile's 3G network. In addition, this model will have Wi-Fi (802.11b/g) and Bluetooth 2.0 with EDR.
ということで、T-mobileの3Gネットワークと、WiFi、Bluetoothをサポートするとのこと。GSMをサポートするかどうかは、明らかではありません。
ハードの仕様として、IBB Consulting の Moe Tanabian氏がビジネスウィーク誌に語ったところでは、
In hardware, Tanabian says the Dream's display will be larger than the iPhone's, and below the screen will be a trackball.
iPhoneの3.5インチよりも大きなディスプレイ備え、トラックボールを装備しているとのこと。また本体をスライドさせるとキーボードが現れるということで、Windows mobile機にあるようなキーボードを搭載するようです。ということは、iPhoneよりも大きく厚くなると思っておいた方がよさそう。
ビジネス用というよりコンシューマー向けということで、Gmailはサポートするものの、 Microsoft Exchangeには対応しないといいます。
注目なのは本体価格および通信費の割引システムで、
...they may get a discount off the Dream if they are willing to receive advertisements from Google.
This could include a cut in both the initial price of this smartphone and the monthly service fee.
Googleのモバイル広告を受信することを条件に、本体価格と通信料の両方のディスカウントを受けられるとか。Googleとしては、モバイル広告の世界でもトップになるために、Androidを当然のことながら活用するという戦略なのでしょう。
果たして実際にどのくらいの値段になり、どのくらいディスカウントされるのか、気になるところです。